住みよい街とは‐世田谷区から‐
私は上京以来ずっと世田谷区に住んでおります。
そんな世田谷区では今、「再生可能エネルギー」に予算を充て取り組んでいます。
保坂世田谷区長(@hosakanobuto)も連日Twitterに投稿する熱の入れようです。
しかし、それだけ区長が力を入れているのにも関わらず、世田谷区HPはあっさりしたものです。「再生可能エネルギーの取り組みについて探そう!」と目的でもなければ、サイトまで辿り付きません。
参照:世田谷区公式ホームページ
先にも書きましたが、世田谷区は予算を組み、大々的に「再生可能エネルギー」に取り組んでいます。私もそうなのですが、区にそこまでのことを期待していない方々も多いわけです。ならば、HPでもしっかり説明しろというわけです。
また、保坂区長が就任してから道路の整備計画が白紙状態になった地域があります。
烏山地区です。進んでいた工事が止まり、完成予想図の看板まで撤去されました。
老朽化したタイル張りの道路は滑りやすく、また破損部分にはアスファルトで応急処置がなされています。段差もあります。
参照:写真1,2
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ちなみに、修繕工事がなされた部分は下記の通りです。
歩きやすく、また段差もないバリアフリー仕様です。
参照:写真3,4
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人それぞれ価値観はあるでしょう。
しかし区の仕事は、区民が安全で住みやすい環境を整えることだと私は考えています。
「再生可能エネルギー」を考えることは大切なことだと思っています。
小さな自治体単位で考えることも。
しかし、優先順位は何なのでしょうか?
世田谷区は烏山地区の道路整備の認識しているのです。
下記は世田谷区HPにもupされている資料です。
http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/102/124/379/380/d00122037_d/fil/39814_3.pdf
この資料を見ると、烏山地区の予算はどこへ消えてしまったのかと思わざるを得ません。
ちなみにですが、私は新潟出身です。
その私からすれば、東京だけで「脱原発」を叫び、原発で生きている地方民をどうするつもりだと声を大にして言いたいです。
電力を語るなら、各自治体との綿密なやり取りを要することがあるべき姿。
世田谷区長にはまず、区民の日常的な安全確保に取り組んで頂きたいものです。
住みよい街とは、そこから始まるのではないでしょうか?
ナツメ